幸せの音が響く
はぁ・・・・。


決まったもんはしょうがないよね?




「じゃぁ、委員会も全部決まったところで席替えしますか。
今からクジの入った箱渡すから順番に回してけよー?
いいか!!誰かと交換なんてしてみろ。お前ら夏休み補習にすっからな!!」





ああ・・ッ。残るは席替え。委員会があれだったんだから、せめて席だけは!!



『はい、高村。クジ』



もんもんと考えていると、鷹野君からクジが回ってきた。
紙を開いて見てみると・・・―




「皆回ったな。じゃぁ、そっちから番号言ってけ」



先生に言われ、次々と誰がどこになったか記されていく。



そして、私と鷹野君の座席は・・・――




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