幸せの音が響く
だって南だぜ?あの南。

口はワリィし、態度はでけぇし、暴言吐きまくるし、女のくせによく食うし、足広げて椅子座るし、少女のくせに少年マンガ読むし・・・女の欠片と色気が無ぇ南に彼氏だとぉ!?


「嘘か?」

「こんなこと嘘言うかよ。どうせ私みたいな女に男がいるはずねぇって思ってたんだろ」

「うん」

「はっ・・残念だったなぁ?私みたいな女にでも彼氏は出来るんだよ」

『マジでビックリなんだけど? だって南、彼氏いるなんて一言も・・』

「んな事わざわざ言う奴がいるかよ?別に自慢するためにいる存在じゃないし」 

『そりゃそうだけどさ・・』



マジだ・・。マジで彼氏いるんだコイツ。

何だよ。何だってコイツに彼氏いるんだよ?



何で・・・。















何でこんなにも胸が騒ぐんだよ!?

ざわついてイライラする・・!!


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