幸せの音が響く
「俺?」
すぐそばにいた響、高村も、は?と思ったのか4人同時に振り向いた。
「宇弥!?(たかみ)」
南がそいつに向かって言った。
「え!?ちょっ・・宇弥さんッ!?」
そして高村までもがそいつの名前を言った。
「た、たかみ・・?え?“俺”ってなにが・・?」
「南の、涼子の彼氏は俺だよ」
黒髪に知的を思わせる眼鏡をかけ一番の目印である白衣を身に纏い、にっこり笑っている。
「は?え・・?何言ってんの?」
「佐伯 宇弥。俺のフルネームだよ」
「そこじゃねぇよ!!今、南の彼氏が自分だって・・」
「うん」
「うんじゃねーよ!!お前自分が何言ってんのか分かってんのか!?」
「ちょっと宇弥!!」
「まぁまぁ。ずーっと南の彼氏が誰なのか知りたかったんだろ?」
「マジで言ってんのかよ?お前が南の彼氏って・・」
「マジだよ。こんな事冗談で言えないさ」
「・・・南、本当なのか?」
「うん」
「はっ。なんだよそれ。仮にも先生と生徒だぞ!?許されると思ってんのかよ!?」
「だから秘密なんだよ」
「そんなのありかよ!?そんなの・・・」
『てか、いくら知りたがってるって言ったって、そんな大事な事言うか?』
しばらく黙っていた響が口を開いた。
「大事な事だからだよ。
広瀬が真剣に向かってきてるのに俺が逃げるなんてフェアじゃないだろ?」
「フェアとか逃げるとか・・秘密なら何でそれを俺達に言うだよ!?秘密なら秘密を突き通せよ!!」
何言ってんだよ俺。
これじゃアイツらに味方する発言じゃねぇかよ・・!!
何なんだよチクショウ!!
すぐそばにいた響、高村も、は?と思ったのか4人同時に振り向いた。
「宇弥!?(たかみ)」
南がそいつに向かって言った。
「え!?ちょっ・・宇弥さんッ!?」
そして高村までもがそいつの名前を言った。
「た、たかみ・・?え?“俺”ってなにが・・?」
「南の、涼子の彼氏は俺だよ」
黒髪に知的を思わせる眼鏡をかけ一番の目印である白衣を身に纏い、にっこり笑っている。
「は?え・・?何言ってんの?」
「佐伯 宇弥。俺のフルネームだよ」
「そこじゃねぇよ!!今、南の彼氏が自分だって・・」
「うん」
「うんじゃねーよ!!お前自分が何言ってんのか分かってんのか!?」
「ちょっと宇弥!!」
「まぁまぁ。ずーっと南の彼氏が誰なのか知りたかったんだろ?」
「マジで言ってんのかよ?お前が南の彼氏って・・」
「マジだよ。こんな事冗談で言えないさ」
「・・・南、本当なのか?」
「うん」
「はっ。なんだよそれ。仮にも先生と生徒だぞ!?許されると思ってんのかよ!?」
「だから秘密なんだよ」
「そんなのありかよ!?そんなの・・・」
『てか、いくら知りたがってるって言ったって、そんな大事な事言うか?』
しばらく黙っていた響が口を開いた。
「大事な事だからだよ。
広瀬が真剣に向かってきてるのに俺が逃げるなんてフェアじゃないだろ?」
「フェアとか逃げるとか・・秘密なら何でそれを俺達に言うだよ!?秘密なら秘密を突き通せよ!!」
何言ってんだよ俺。
これじゃアイツらに味方する発言じゃねぇかよ・・!!
何なんだよチクショウ!!