幸せの音が響く
―――以前の保健室
『はぁぁぁ。恋って切ないよな。なぁ先生は彼女いんの?』
「いるよ」
『マジ!?どんな娘!?』
「う〜ん、どっちかと言うと可愛い?いや、美人タイプなのかな?」
『どっちだよ?』
「周りからは、歳の割りには大人っぽいとか、美人とかって言われるんだけど、俺から見たら可愛いになるんだよね。
まぁ年下ってこともあるんだろうけど」
『彼女年下なの?』
「うん。少し離れてるね。まだ学生だから。
年下で学生のくせに言いたい事ズバズバ言うんだ。
気は強いし、幼い頃空手やってたせいかそういった面でも強く、おまけに無鉄砲だから危なっかしい所があるね。
今は少し落ち着いたけど、前はハラハラしっぱなしだったよ。
まぁ、じゃじゃ馬だよ」
『じゃじゃ馬って・・でも美人なんだろ?』
「美人て言うのは周りから見た意見だよ」
『じゃ何でそんなじゃじゃ馬を好きになったの?』
「なんだろうな、彼女といると落ち着くんだよね。
落ち着くって言うか、飾らない自分でいられる。
どんな醜態を見せても笑ってくれるんだよ。
まぁ“ダッサー!!”って言って散々笑うだけなんだけど。
でもそれが逆に救われるんだよ。変に気ぃ遣ってフォローされるよりもね。
彼女は、俺がダサイ所見せてぎこちない空気になってもそれを瞬時に和ませるんだ。
何事もなかったように。
何かそれが“私はあんたのダサイ所見ても愛想尽かさないよ”って言われてるみたいでな。
居心地がいいんだ。彼女のとなりは。」
『へぇ。何かイイじゃん』
「でも、少しはカッコイイ所見せたいだろ?なのに、今更求めてない。とか言うんだよアイツは。
男心を全く解ってないんだ。
まぁ俺もアイツの言う女心を解ってないから人の事言えないけどな」
『なんか先生って女心とか解ってそうなイメージがあるけど』
「多少は彼女で訓練されたから解るけどね。
もし解らないことがあったら出来る範囲でアドバイスしてあげるよ。
役に立つかは分からないけど。
でも俺は、鷹野と高村はお似合いだと思うぞ。
付き合えるといいな」―――
『はぁぁぁ。恋って切ないよな。なぁ先生は彼女いんの?』
「いるよ」
『マジ!?どんな娘!?』
「う〜ん、どっちかと言うと可愛い?いや、美人タイプなのかな?」
『どっちだよ?』
「周りからは、歳の割りには大人っぽいとか、美人とかって言われるんだけど、俺から見たら可愛いになるんだよね。
まぁ年下ってこともあるんだろうけど」
『彼女年下なの?』
「うん。少し離れてるね。まだ学生だから。
年下で学生のくせに言いたい事ズバズバ言うんだ。
気は強いし、幼い頃空手やってたせいかそういった面でも強く、おまけに無鉄砲だから危なっかしい所があるね。
今は少し落ち着いたけど、前はハラハラしっぱなしだったよ。
まぁ、じゃじゃ馬だよ」
『じゃじゃ馬って・・でも美人なんだろ?』
「美人て言うのは周りから見た意見だよ」
『じゃ何でそんなじゃじゃ馬を好きになったの?』
「なんだろうな、彼女といると落ち着くんだよね。
落ち着くって言うか、飾らない自分でいられる。
どんな醜態を見せても笑ってくれるんだよ。
まぁ“ダッサー!!”って言って散々笑うだけなんだけど。
でもそれが逆に救われるんだよ。変に気ぃ遣ってフォローされるよりもね。
彼女は、俺がダサイ所見せてぎこちない空気になってもそれを瞬時に和ませるんだ。
何事もなかったように。
何かそれが“私はあんたのダサイ所見ても愛想尽かさないよ”って言われてるみたいでな。
居心地がいいんだ。彼女のとなりは。」
『へぇ。何かイイじゃん』
「でも、少しはカッコイイ所見せたいだろ?なのに、今更求めてない。とか言うんだよアイツは。
男心を全く解ってないんだ。
まぁ俺もアイツの言う女心を解ってないから人の事言えないけどな」
『なんか先生って女心とか解ってそうなイメージがあるけど』
「多少は彼女で訓練されたから解るけどね。
もし解らないことがあったら出来る範囲でアドバイスしてあげるよ。
役に立つかは分からないけど。
でも俺は、鷹野と高村はお似合いだと思うぞ。
付き合えるといいな」―――