幸せの音が響く
にっこり笑って「好き。ありがとう」って言った高村。

いきなりそんな事言うから思わず抱きしめてしまった。


「わ!!」

『高村さぁ、さっきから俺の喜ばす事ばっか言いすぎ』

「それ言うなら鷹野君でしょ!?好きとか可愛いとか・・!!」

『それは約束したじゃん?告白ん時に“毎日飽きるくらい好きって言う”って。俺はちゃんと約束を守る男だぜ?』

「なら私も!!鷹野君がくれる言葉に私も同じ気持ちで返したい!!・・でも、恥ずかしくて十分に返せない時とかあったらそれは・・」 
『何言ってんの。高村さっきから俺に十分過ぎるくらい返してくれてんじゃん。だから俺ももっとってなんだよ。俺の愛は大きいぜ〜?』

「う、受けとめるよ!?」











高村とならどこまででも愛を育める。


本気でそう思った。






好きだから、大切だから、1番先に頭に浮かんでくる。








お互い、いつまでも1番の存在でありたい。







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