幸せの音が響く
そんなこんなで、俺はあのままじゃヤバイと思って、適当な理由を付けて逃げてきた。


ってワケで、さっきのため息に至る。


ちなみに今俺がいる場所は屋上。


ここは、俺だけのとっておきの場所☆

別に屋上には出入り自由。なんだけど、誰も来ない。 まぁ、それにはちゃんとした理由があるんですけど。
今はおいといて。





・・・・キスだよ!!

てか好きな女だぜ?

キスしたいって思って当然だろ。
でも、それが出来ないんだよなぁ・・・。

片想いってつれぇな。


俺一人だけドキドキして、パニくって、変に落ち込んで・・・。

惨めじゃねぇか。



高村も・・少しはドキドキしてくれたりしねぇかな?

もし、ちょっとでも意識してくれたら最高に嬉しいんだけど。



もういっそのこと、あのままキスしたかったけど・・・まだ付き合ってるわけでもねぇし・・・。

仮にキスしたとして、それが裏目に出たら最悪だし。



『はぁ〜・・』

最近ずっと頭悩ませては、ため息してる。


これからどうしよう?



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