幸せの音が響く
“俺達2人だけの秘密”



その言葉が頭の中でグルグル回ってる。


グルグル回って、胸を締め付けて離さない。

何て言うの?


本音を言えば、嬉しい。

嬉しいけど、恥ずかしい?いや、くすぐったい?

胸がきゅんっ・・てなった。


どうしよう・・・せっかくおさまってきた心臓がまた早くなってきた。


だって、誰も知らない鷹野君だけの場所に私がいるんだよ?

他の誰も知らないのに・・私だけが鷹野君の――


本当に私達2人だけなんだ。





どうしよう。どうしよう。




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