幸せの音が響く
朝からテンションHighな俺は教室に入るなり響と南が話している間を割って入った。


「よう、2人ともおはよう!!」

『おー勇哉おはよう』

「ちょっと響聞いてくれよ!?俺の嬉しい話♪」

『なんだよ、イイ女でも見たのか?』

「違ぇ違ぇ。実はこれさっ!!」


俺は、響の目の前に優待券を出して見せた。


『・・遊園地ご優待券?』 

「そ♪北浦に遊園地あんじゃん?あそこのなんだけど、今週の日曜日行かね?」 

「はっ・・男2人で遊園地かよ?キモチわりー」

「うるせぇ南」

『でもこれ、4人までって書いてあるぜ?後、2人は誘える・・』

「まぁ、それは後で考えようぜ?とにかく響は行く・・」

『あッ!!』


“行くだろ?”って言おうとしたら、響が何かを思いついたように俺を見た。

な、なんだ?




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