幸せの音が響く

響の脳内

今回ばかりは勇哉に感謝だぜッ!!


少しは会話が出来るほどまでにはなったものの、それ以降まったく進展がない俺と高村の間に勇哉が最高のプレゼントを持ってきてくれた。


+++ 遊園地のご優待券 +++


これほどまでのプレゼントがあるか?
勇哉が友達で良かったぜ!! 

南が言った、勇哉ぐらいには言った方が協力してもらえる。との助言を受けた翌日にこれだ。

優待券の話を聞いて、もうこれは俺が高村を好きなことを述べ、協力してもらうしかないと思った。

案の定、勇哉は驚いた様子。

そりゃそうだ。

何せ、中学での一件以来俺は彼女をつくることに多少なりとの抵抗があることを勇哉は知っていたから。

ガキの頃からずっと一緒で、俺にとって勇哉は1番の友達だ。





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