幸せの音が響く
Wショック!!
新学期が始まって1週間
「おはよー幸(ゆき)」
涼子が後ろから走ってきた。
涼子は私のことを“ゆき”って呼ぶ。
涼子的に“ゆきね”の3文字が長いらしい。
「ねぇ幸、委員会どこにするか決めた?」
「うん。図書委員かな」
「あ〜やっぱりね。あんた本読むの好きだもんねぇ」
昨日、先生から委員会を決めるから考えておけと言われた。
私は、本を読むのが好きだから図書委員にでもなれたらいいなぁ・・と思っていた。
「涼子は?」
「私は保健に決まってんじゃん!!」
「・・だよね」
「保健以外考えてないもん!!」
涼子がここまで保健委員にこだわる理由は1つ・・・。
「そういえばさぁ、席替えもするって言ってたよね」
涼子が席替えの話を持ち出した。
そう。今日は委員会決めと席替えをする。
やっと、鷹野君から離れられる。
・・・・でも、少し離れたくないなって思ってしまう自分がいるのも事実・・・。
「おはよー幸(ゆき)」
涼子が後ろから走ってきた。
涼子は私のことを“ゆき”って呼ぶ。
涼子的に“ゆきね”の3文字が長いらしい。
「ねぇ幸、委員会どこにするか決めた?」
「うん。図書委員かな」
「あ〜やっぱりね。あんた本読むの好きだもんねぇ」
昨日、先生から委員会を決めるから考えておけと言われた。
私は、本を読むのが好きだから図書委員にでもなれたらいいなぁ・・と思っていた。
「涼子は?」
「私は保健に決まってんじゃん!!」
「・・だよね」
「保健以外考えてないもん!!」
涼子がここまで保健委員にこだわる理由は1つ・・・。
「そういえばさぁ、席替えもするって言ってたよね」
涼子が席替えの話を持ち出した。
そう。今日は委員会決めと席替えをする。
やっと、鷹野君から離れられる。
・・・・でも、少し離れたくないなって思ってしまう自分がいるのも事実・・・。