幸せの音が響く
沢山の人が行き交う中、私はなぜかすぐに鷹野君を見つけることができ、立っている姿に見入ってしまった。
だって、まるでデートで彼女を待つかのように立っていたから。
ふと、本物のデートもこんな感じなのかな?と思った。
少し遅れて、彼の待ち姿に一瞬惹かれる。
こういう時ってすごく幸せなんだろうな。
それにしても、鷹野君の私服姿初めて見た。
カッコイイよ!!カッコ良すぎる!!
鷹野君も広瀬君も制服とは雰囲気違って余計にドキドキする。
私は今からあの2人と行動を共にするんだよ?
いいの!?私が隣にいて!?
涼子は美人だから違和感ないけどさぁ。
「どうかした?」
私が変な顔してたのか涼子が聞いてきた。
「うん・・今からあの2人と行動するんだなって思ったら何か・・・」
「何かなに?」
「カッコイイ2人のそばに私がいたらどうなんだろうと思って」
「何言ってんの!?あそこのカップル見なよ!?」
「?―なに?」
「女の方は小柄で可愛い系なのに男の方はどうよ!?
全然地味じゃん!!なんかヒョロっとしてて覇気がないっつーか!!
あれぐらいの娘なら他にイイ男選べんのに!!」
「そうかなぁ?」
「そうだよ!!アレと比べたらアンタと鷹野の方がバランスいいよ!!全然普通のカップルに見えるから!!
せっかくこうやって一緒に遊べんだから状況を自分のモノにしねぇと勿体ねぇーって!!
余計な事考えねぇで彼女にでもなったつもりでいろッ」
そう言って私の背中をバシッと叩いた。
い、イタイよ。
でも、そうだよね。
よしッ頑張ろう!!
心の中で意気込みを入れ、2人の所へ向かおうとすると鷹野君が私達に気付いてくれた。
『あ、高村!!こっちこっち』
「ごめんなさいッ。少し遅れちゃって」
『いいよ。俺らもさっき来たとこだから。
じゃ切符買って乗ろうぜ』
だって、まるでデートで彼女を待つかのように立っていたから。
ふと、本物のデートもこんな感じなのかな?と思った。
少し遅れて、彼の待ち姿に一瞬惹かれる。
こういう時ってすごく幸せなんだろうな。
それにしても、鷹野君の私服姿初めて見た。
カッコイイよ!!カッコ良すぎる!!
鷹野君も広瀬君も制服とは雰囲気違って余計にドキドキする。
私は今からあの2人と行動を共にするんだよ?
いいの!?私が隣にいて!?
涼子は美人だから違和感ないけどさぁ。
「どうかした?」
私が変な顔してたのか涼子が聞いてきた。
「うん・・今からあの2人と行動するんだなって思ったら何か・・・」
「何かなに?」
「カッコイイ2人のそばに私がいたらどうなんだろうと思って」
「何言ってんの!?あそこのカップル見なよ!?」
「?―なに?」
「女の方は小柄で可愛い系なのに男の方はどうよ!?
全然地味じゃん!!なんかヒョロっとしてて覇気がないっつーか!!
あれぐらいの娘なら他にイイ男選べんのに!!」
「そうかなぁ?」
「そうだよ!!アレと比べたらアンタと鷹野の方がバランスいいよ!!全然普通のカップルに見えるから!!
せっかくこうやって一緒に遊べんだから状況を自分のモノにしねぇと勿体ねぇーって!!
余計な事考えねぇで彼女にでもなったつもりでいろッ」
そう言って私の背中をバシッと叩いた。
い、イタイよ。
でも、そうだよね。
よしッ頑張ろう!!
心の中で意気込みを入れ、2人の所へ向かおうとすると鷹野君が私達に気付いてくれた。
『あ、高村!!こっちこっち』
「ごめんなさいッ。少し遅れちゃって」
『いいよ。俺らもさっき来たとこだから。
じゃ切符買って乗ろうぜ』