Diamond Princess


「…胡桃?」


なぜか疑問系な祐樹。


「あたし以外に誰がいるのよ。」


「……きゃぁぁぁぁぁ!!」


はっ?!何事!!?


そう思って祐樹の後ろに目をやると…



「……凛ちゃん?」


そう、凛ちゃん。



大きく目を見開いて、口に手を当てて奇声を発した凛ちゃん。


「胡桃!あなたはやっぱり諒樹の息子だわ!」


訳の分からない。


まず、あたしは息子じゃないし。


娘だし………



「胡桃、鬘用意しなきゃな」


そういってどこかにいく祐樹。



え……人生初の鬘さんですか。


…ちょっと興味はあるけど…。




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