光の魔法を君に

「優斗・・・」


竜樹さんが哀しそうに少年の名を呼ぶ。






「・・・魔属の味方になるの・・・?


俺たちを






裏切るの・・・・」



無垢な少年の声はぐさりとつきささる。



容赦なんてない。






俺たちにも、



竜樹さんにも・・・・・。







「・・優斗・・・あのな・・?」

竜樹さんが説明しようと手を伸ばす。








けれど・・・
















パシン・・・・。



乾いた音があたりに響いた_____



< 122 / 565 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop