光の魔法を君に


「・・・ん・・・」

目を開けるとあたしは空の腕の中にいた。




「・・!!!」


びっくりして思いっきり空の身体から離れた・・・


「夢羽!!」


その反動で腹部は痛み出し・・・



あたしはうずくまった。








「・・った・・・」


ふと顔をあげると・・・



鈴がこちらを睨んでいた。





「・・・許さない。許さない・・・



お前を許さない!!殺してやるっ!!」


叫んであたしに飛びかかってきた。







よく見れば鈴の身体のいたる所にやけどの跡があって・・・




痛々しい。



< 174 / 565 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop