光の魔法を君に


地面に尻尾をぺシぺシと叩きつけてお叱り中。



「夢羽は・・・甘いねん!!甘甘やねん!!」


「しゅいませーん。」


「だいたいなぁ・・・」




はぁ・・・もう~・・・やだ。






「あいつはな?夢羽を裏切ったンや・・・!!」


何かに気付いたコウは体を大きく変化さして・・・(あたしの使い魔は体の大きさが自由自在なんだよ!!)




「こんなときに説明すなっ!!」


喝を飛ばされました。




「・・・!!伏せえ!!」



コウがそう言った瞬間あたしは何かを感じて伏せる。







ビュッ!




何かがあたしの頭の上を通った。



何だろうと後ろを振り返ってみると矢が蘭に向かって飛んでいた。






蘭は矢に気付いてない・・・!!






「蘭っ!!伏せて!!」


叫ぶが蘭には聴こえてない。



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