光の魔法を君に



「そうなの?じゃ貴方は育児の先輩だわね!」

王妃様は嬉しそうに手を合わせ、教えてもいたいわっ!


それはもう、天使が煌めくように日の光が舞っていた



「そうですわね・・・じゃあまず、」

母は王妃様の近くによると、



ダンッ!



王妃様を魔法で吹き飛ばした。


「!?お母様!?」

なにをされるんですが__!?


言いかけた言葉を飲み込む。


母の瞳にはもう、



血の色しか写ってなかった







「セ・・・・ナ・・・?」

母の名前を呼ぶ王妃様。


頭からは血が流れていて体のあちこちが変な方向に曲がっていた



しかし、困惑した表情から一転、


何かを察した表情。




そして・・・

「私の命はどうなっても良いわ。夢羽は夢羽だけは・・・渡さないわ。」


王妃様と娘ともども・・・



消えた。
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