光の魔法を君に



何故?


何故あたしが?




「・・・・わかりました。」




少しの反抗の色を。瞳にのせた。




























そうして、夢羽。貴方と出会ったの。


初めは憎くて、憎くて、どうやって懲らしめてやろうかと考えてた。





でも、いつからだったかな。




貴方のくるくる変わる表情、
一点の穢れもない瞳、


全てに惹かれた。





あたしを、あたしとして見てくれる貴方を失いたくなかったの。




あの、あたしの温かい居場所を手放したくは無かったのに



あたしは自らその居場所を手放した。

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