光の魔法を君に
「みんな・・・ありがとう・・・」
知った。
感謝の想いが増す。
「・・・ね?夢羽・・・それ何?」
空があたしの横にある『それ』を指さした。
「ん?・・・あぁ、これはジェルノア。」
___あたしの中にあるモノ。
ジェルノアに触れて微笑む。
まるで、愛しいものを愛でるように。
そんなあたしをはぁ?って言う目つきで見てるみんな。
剣から鞘を抜く。
煌めく金銀があたしに応える。
「あたしの・・・相棒だよ。」
微笑みかければ答える『それ』は
光を浴びて輝いていた。