光の魔法を君に
「え・・・?なんで・・・?」
「ん?“瞬間移動”だよ。」
困惑してるあたしをよそに何食わぬ顔で足を進める。
って!!なんで?
下ろしてくれないの!??
「そ・・・ら!!
下ろして・・・!!」
下りようとするも空は下ろしてくれない。
「そ・・ら・・!「夢羽!!・・・・お前・・・」
“恐れ”るような目つきであたしを見るのは
太陽の母親。
「・・・・夢羽・・・なのかい・・・?」
まるで“化け物“を見るようにあたしを見る。