光の魔法を君に


「・・・・」



夢羽たちが去った後、




ソラを見上げてタメ息をつく。








__たいよう!





幼げな顔が頭の中に残像として残る。








「・・・今、は違うな。」




あの頃の夢羽とは同じだけど違う。








__気高い、光の者。





もう、君が



__たいよう!


言ってくれることはない言葉


__おひさまのなまえってかっこいいね



今でも、俺の中で支えになってる


__あたし、たいようをうらぎったりしないよ?





君のためになら、




手すら汚そう。






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