光の魔法を君に
移動したのは森の中だった。
「・・・そら・・・ココは?」
闇が溶け込んでいて木々がだこにあるのかさえ分からない。
「ココは俺たちの村、ダージャスト村の入り口だよ。」
入り口・・・?
そもそも、村なんてどこにもない。
「・・・村なんてどこにもないじゃない。」
「魔法で見えなくしてるだけだよ。夢羽にもわかるよ。」
わかるって・・・
わからないから聞いてるのに。
「とにかく入らないとね。」
空は手をまるで何かを切るように動かした。
すると、今まで見えていた木々は無くなり村の入り口がでてきた。
驚きを隠せないでいると・・・・
「夢羽!!」
誰かに呼ばれキョロキョロとあたりを見回す。