光の魔法を君に
____おい!!もしかして・・・
____そうだ、お前でもわかるだろう。
真っ蒼な顔をしてジェルノアを見ているシェルノア。
____ヤメロ!!そんなことをしたら・・・お前は・・・
____うるさい!!これの暴走を止めるためには俺しかいないんだ!
暴走・・・?
何が・・?
あたしにはわからないことを言っている。
____同じ、名を持つ俺が柱とならなければいけないんだ。
悲しみを含んだ声で独り言のように呟く。
____これはもう、主を見失った。悲しみに溺れている。
____俺は・・・そんなことわからない。じゃあ!!それを折れば暴走は止まるんじゃないのか!?
____・・・折れないんだ。これは・・・ジェルという神そのものだから・・・・
ジェルが・・・神?
前に、ジェルノアに言われたことと違っている。
ジェルは・・・魔法使いだったはずじゃ・・・
____今まで、すまなかったな。けど、お前は俺の唯一無二の双子だ。これからはお前の能力を生かして生きてくれ。
____ジェルノア!!!