光の魔法を君に


朝日が眩しい。




風が金の髪を優しくなでる。





朝は変わらない。






「夢羽。ココにいたの。」


名前を呼ばれ振り返る。



「空・・・」


眠そうな空がこちらを見てふわりと笑いながら歩いてくる。





「昨日の今日とは思えないよ。」


クスリと笑ってあたしの隣に立つ。





昨日___


あたしが“光の者”として目醒めた日。




あたしの運命は廻り出した。





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