光の魔法を君に



「って言うことで、夢羽はもらっていきます。」



射殺すくらい睨みながらにこやかに笑った。





「・・・!待て!!夢羽を・・返せ!私の娘だ!この国の兵器だ!!」



「・・・兵器。」



言われた言葉を呟く。



__兵器




例え、情がなくてもヒトの心はどこかにあると思ってた。



心の片隅で___






でも、終わりだね。





「・・・例え、実の父でも貴方はあたしの相手よ。それは変わらない。母様を殺したのは貴方よ!!」



真っ直ぐに、





剣を構える。












___さよなら。





「・・・おのれ・・・おのれ・・・道具の分際で・・・」




「光線百華!!!」

「闇海!!」



ほぼ、同時だった。




ぶつかりあって・・・



「ッ危ない!!」





ドンッ!!!





< 420 / 565 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop