光の魔法を君に


さらさらと光になって消えていく。




「じぇ・・るのあ・・・!!」


大切な人をもう、




___失いたくないの・・・!!





「・・・・嬉しいな。俺を、ジェルノアという存在を失いたくないと言ってくれるなんて。」



言葉に何か清々しいものを感じる。




「待って・・・!!!」



あたしの叫びも虚しく、




ジェルノアは消えていった。






_____光として




最後に





「         。」



と優しい笑みを残して。









ジェルノアの顔を見たのはこれが最初で最後だった。






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