光の魔法を君に



金色の髪、銀色の瞳。



異形な色彩は、人を遠ざけるなにものでもない。




バケモノ、そう呼ばれていたのに。




こんなあたしに“好き”という言葉と隣にいてくれる愛しさ。



温もり、という愛を教えてくれたのは貴方でした。







ずっと、きっと、




貴方だけを好きでいる。





幾つもの命も、人生も全て包み込んでくれる空のように大きな貴方に





ずっと、捧げるよ。あたしの魔法を







“光の魔法を君に”









END





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