光の魔法を君に
「・・・そら・・・?」
ふと横に寝ている空が視界に入る。
「・・・ん・・・」
空がゴソゴソと動き・・・
ムクッ。
「あ、夢羽。起きた?」
いやいや・・・・
普通にしてるけどね?
今の起き方すっごい怖かったよ・・・・。
なんか操られてるみたいな・・・。
ムクってムクって・・・ってわかる?
「・・・あ、うん。」
ハッと我に帰り返事をする。
「ずいぶん寝てたみたいだね。
もう夜だよ。」
クスッと笑ってあたしに近寄る。
なぜ、近寄る・・・?
疑問に思うけれど体が動かない。