光の魔法を君に
柔らかな彼女の髪を梳かす。
「っん・・・・そ・・・ら・・・」
寝言?
寝言で俺の名前呼んでる?
「・・可愛いんだから。」
愛しい。
ただ、コノ感情が支配する。
離れたくない。
ずっと傍にいて守ってやりたい。
けど、君は・・・
飛び立たないといけないんだよね。
もう、翼の準備はできてる。
あとは、君の心の準備だけ。
「夢羽・・・・。」
名前を呼んだら
「・・・ん・・?」
寝てても答えてくれる。