光の魔法を君に
ガサッ・・・・。
その音に僕はびっくりする。
「誰だっ!!」
音のした方をキッと睨みつけいつでも攻撃できるように態勢を整える。
「・・・・・」
黙って姿を現した
真っ白な少女。
「・・・っ・・・・」
思わず息をのむ。
その少女は僕と同じくらいの歳にもかかわらずすでに完成されていた。
この世のものではないと言えるほど綺麗な顔。
真っ白な服が一層少女を幻想的に見せた。
「・・・だれ・・・?」
少女が重々しく口を開く。
僕は我に帰り・・・・
「お前こそ誰だっ!!」
威嚇する。