光の魔法を君に
鳥と戯れる少女は綺麗で・・・・
儚くて・・・・
「・・・むう・・・」
「・・え・・・?」
思わず呟いた言葉。
「むう・・・・夢羽はどう!?
夢の羽って書いてむうって読むの!!」
僕は少女にピッタリだと思って嬉々として知らせる。
「む・・・う・・・?
夢の羽・・・?」
少女は僕の言葉を一言一言かみしめるように呟き・・・・
「・・・・ずっとそう呼ばれた気がする。」
目を閉じそっと呟く。
どこまでも幻想的な少女。
____夢羽はこのとき僕の心を全て奪い去ってしまった。