お姫様のtrueprince☆
「分かってますから、そんなこと」
「とっ、とにかくっ!
謝ったりなんてしないからっ!!」
そのまま、
先輩たちは入り口へ。
あたしは見つからないよう少し
隠れた。
そしてすぐに
また同じところへ。
するとびっくりした・・・
五十嵐くんがなんかあたしには
落ち込んでるように見えた。
さっきまでは
表情を一つも変えてなかったのに。
そこであたしは
少し動いてしまった・・ガタっ。
あたしの動いた音が
響いてしまった。
「なんだ・・真山か・・」
「うん・・」