お姫様のtrueprince☆
優しいところなんて、
見ちゃだめなんだよ・・。
「ってか、なにしに来たの?」
「あっ、それは・・・ごめんっ!」
「え・・、え?」
いきなり、
謝りながら頭を下げる慧。
わっ、
なんて似合わない光景・・・。
「俺、勝手にお前が悪いって思い込んで
た・・悪いっ!!」
「あー・・・」
舞のやつ・・・やっぱり言ったんだ。
ったく、
言わないで欲しかったのに・・。
嫌じゃん、
こいつはいいとこに気づくもの。
「ほんっとごめん、お前を信じれて
なかった!!」
ほら、
あたしが信じてほしいって思ってたこと
に何気に
こいつは気づくもの。
気づいてるかはよく分かんないけど。