お姫様のtrueprince☆
ステージまで歩くだけで、
とってもいろんな人に冷やかされた・・・。
やっぱり・・あれはやりすぎたっ!?
少し後悔するあたし・・・
しかもまさかのステージで待ってるのは・・・
「選んどいて遅刻ですか?
プリンセス?」
「なっ!」
なんだかプリンスとゆーより、
王様って感じのオーラを出してる慧。
「遅刻したのは、あんたでしょ!?」
「そう?はい・・・じゃあ、手をかして?」
「えっ・・・ひゃっ!?」
差し出された手を握ると、あたしは
ひょいっとステージに上げられた。
「慧様ーおめでとうっ!!」
「さすが最高のプリンス―♪」
「二人ともがんばれー!!」
しかもその瞬間、生徒一人一人から祝福?
結婚式ですか?これ・・。
「くっそー!僕がなるはずだったのに
なー」
「俺は一人の人のものにはなれないから
なー」