彩-aya-1





そして、夕食を食べ終わり店員が片付けていく。


いよいよ、フィナーレの開幕。



ヤナギは食べ終わっても動こうとしないあたしに何も感じないのか、ずっとハヤト達の話を聞いてきた。


そんな中、店の中の電気が消えた。


「アヤ様!! ちょっとお待ちください!!!! 確認してきます!!」


すぐさま仕事モードに入ったヤナギの腕を掴む。


「あ、や様……??」


ヤナギの戸惑いの声が聞こえる。



暗くて表情は分からないけど、


「ヤナギ、大丈夫だから」


ヤナギの腕にしがみつく体制になったけど、後少し。



5、4、3、2、1……



ドバ―――ンッ!!!!!


物凄い爆音が何個も響いた。




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