彩-aya-1




だけど今はそんなの目や耳に入らなくて…。


ヤバい、ヤバい!!!

目の前は勝手に進んでいく。


ってか早いんですけど!!!


そして、悟った。


ヤバい!!! 

目の前、壁!!!!!


死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!!!!



「ギャアアァァァァァァァァ!!!!!!」


思わず目を瞑った瞬間、体が浮いた。


そして、ゆっくりと甘い匂いに包まれる。

何故か……安心出来る匂い。


なに? 

何が起きてるの??


頭では付いていけてるのに体が付いていかず、中々目が開かない。




< 58 / 168 >

この作品をシェア

pagetop