彩-aya-1
でも、目が……。
「ダイキさん! マジありがと!!! ダイキさんいなきゃどうなってた事か…」
すぐ近くでショウゴの声が聞こえる。
「どうも。……おーい、大丈夫? アヤ…ちゃんだっけ? 目、開けてもいいよ?」
なにか……安心出来る声。
誰かと同じ…柔らかい口調で、安心させる。
ゆっくりと目を開けると、あたしの視界に皆が居て…
「ぬわっ!!?」
知らない男の人1名、と周り男だらけ。
でも、一番驚いたのはこっちで、
「クスッ。可愛らしい反応ありがと。お怪我は大丈夫?」
優しく微笑んだ……ハヤトがいた。