彩-aya-1
「ダイキさん、こいつ俺の事舐めてると思いません?」
「オエ……」
吐く真似をすると、余計にダイキさんが笑い、カズマの眉間に皺が寄る。
舐めたくなんかねぇよ!!
ぜってぇ塩っ辛くて不味いな!!!
そんな事を考えてると、ダイキさんに右手を捕まえられた。
「アヤ、ね。気に入った!!
俺もう時間だから行くけど。また遊びに来る。その時はよろしくね、アヤ」
右手にダイキさんの顔が近付く。
「また、会おうね。姫♪」
瞬間、一気に辺りがざわめいた。
ハヤトは固まり、ヨウスケとカズマは目を見開き、……笑ってる、ショウゴ。