彩-aya-1
ショウゴの後ろに隠れ様と思ったが、さっきの事があり、とても助けてくれそうになった為、ヨウスケの後ろに隠れ様とした、……けれどヨウスケはあたしと同じくらいの身長で、…ほぼ意味なし。
となったあたしには、嫌だけど、史上最悪に嫌な気分だけど、
「カズマ!!! 助けてぇ!!!!!」
「んあ?」
コイツしか使えねぇ。
こっちの事なんかそっちのけで、バイクを弄ってたらしいカズマは猛ダッシュで突進してくるあたしを見、一瞬驚いたものの、後ろからやってくる悪の帝王ハヤトを見、理解したごよう。
「……テメぇ、ちょこまか逃げんじゃねぇ」
とにかく、守って欲しい。
この悪の帝王から!!!
それでもし、コイツが役立たずだったら……殺す。