変人バカレシ!



[俺の前ぐらいは、気ぬいて
自然体でいろよなー
俺は、花那のぜんぶが
好きなんだから。

なにも心配することねーよ
分かったか?]



優しく微笑みながら
蓮は、そう言うと あたしの
手をそっと握ってきた。



[ごめっ・・ん]



[ほーら そうやって
また謝んだろ]



太陽みたいな笑顔を
あたしに向ける蓮。



< 200 / 251 >

この作品をシェア

pagetop