彩−aya−2






「はいはい、どーぞ」


煙草をハヤトに差し出すショウゴ。


確実にあたしを見、苦笑してる。



「ハヤト、教えてやったら?」


そんなショウゴの声に、カチッと火を付ける音がする。



「……面倒臭ぇ。バカに勉強教えてもどーにもなんねぇだろ」



んだと、ゴラァ!!!??


テメぇ今なんつった!!?


バカ、だぁ!!!??

ふざけてんじゃねぇぞ!!!!



「……顔うぜぇ。ちょっとくらい黙っとけ」


カッチィィィィィンっ!!!!




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