I'll give…
顔を洗って歯磨きをして、
髪を軽く整えてから再び自分の部屋へ戻った。
そこでまた、ドライヤーを使いながら髪を整えて、制服に着替えた。
軽く化粧をしてから一階に降りると、
彼はまだ起きていなかった。
結構遅めに起きるんだな…。
キッチンに入って碧さんに声をかけた。
「碧さん。私、手伝います。」
「いいのよいいのよ。もうすぐ出来上がるし。小町ちゃんは座ってて。」
えっ、もう出来上がり?!
遅かったか…。
「あっ、じゃあ私、運びます!」
「あら、そう?ありがとう。じゃあ、これとか運んで?」
私は指さされた皿をテーブルまで運んだ。
あれ?
なんかもう一つ足りないような…
「碧さん、一つ足りなくないですか?」
私はまだキッチンにいる碧さんに向かって聞いた。
「あぁ。実千夫さんの分がないのよ。あの人、朝早いからもう仕事行ってるわよ。」
そんなに早いの?!
実千夫さん、何の仕事してるんだろうか。
今度聞いてみよ。
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