I'll give…
家を出て少し経ったところで、
彼は私をチラッと見た。
な、何…?
さっきがさっきだから、
なんだかドキドキしてしまう。
「小町、カバンはどうした?」
今、私、手ぶら状態だもんね。
私も恥ずかしいと思ってたところだよ。
「未羽子が持って来てくれるの。昨日、置いて帰っちゃったから持って帰ってくれたみたい。」
ほんと、未羽子には感謝だよ。
一応財布とかメイク道具とか入ってるしね。
「そか。よかった。ケータイは持ってたんだよな?」
「うん。いつもポケットに入れてるよ。千草はカバン、どうしたの?」
千草もカバン、置いてきたはずだよね。
友達に預かってもらってるのかな?
「俺?たぶん、教室に置きっぱだわ。」
「えぇー?!大丈夫なの?何か盗られたりしてるんじゃない?」
財布とか入ってたら大変だよ!
「大丈夫だって。財布もケータイもポケットに入れてたし、特に何も入ってねーから。」
そっか。
よかった…。
それにしても、千草の友達、
気が利かないな。
彼は私をチラッと見た。
な、何…?
さっきがさっきだから、
なんだかドキドキしてしまう。
「小町、カバンはどうした?」
今、私、手ぶら状態だもんね。
私も恥ずかしいと思ってたところだよ。
「未羽子が持って来てくれるの。昨日、置いて帰っちゃったから持って帰ってくれたみたい。」
ほんと、未羽子には感謝だよ。
一応財布とかメイク道具とか入ってるしね。
「そか。よかった。ケータイは持ってたんだよな?」
「うん。いつもポケットに入れてるよ。千草はカバン、どうしたの?」
千草もカバン、置いてきたはずだよね。
友達に預かってもらってるのかな?
「俺?たぶん、教室に置きっぱだわ。」
「えぇー?!大丈夫なの?何か盗られたりしてるんじゃない?」
財布とか入ってたら大変だよ!
「大丈夫だって。財布もケータイもポケットに入れてたし、特に何も入ってねーから。」
そっか。
よかった…。
それにしても、千草の友達、
気が利かないな。