I'll give…
千草と並んで
靴箱で靴を履き替えていると、
またもや後ろから声が。
「小町ー!おっはよー!」
デジャヴ…?
なんて思いながら後ろを振り向いた。
案の定、そこにいたのは未羽子。
「おはよ、未羽子。」
私が未羽子に挨拶すると、
隣にいた千草が
「先行くな。」
と言って行ってしまった。
気使ってくれたのかな?
そんなの、いいのに…。
「ちょっと何なに?!あんたらどういう関係?!」
あ、未羽子。
忘れてた…。
うーん。やっぱり未羽子には話すべきだよね。
この先、隠していけそうにもないし…。
そう思った私は、
未羽子を連れて屋上へ向かった。
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