AZZURRO
正装に身を包んだクリスが
マントを摘まんだまま
雪乃の肩を抱いた
当然
クリスのマントに包まれるようになった
雪乃は恥ずかしさのあまり戸惑う
な、な、なにこれ…
クリス様…近いし…
それに
これってなんか…エロくない?
なんて考えてると
クリスの甘い声が降ってくる
「私の大切な寵妃が
他の男の目に触れるのは気分が悪い。
…腕の中に閉じ込めておこうか…。」
「な、何言ってるんですか!
これじゃあ
何もできませんよ。」
「何もしなくてよい。
何かあれば私が変わろう。
ユキノは私の腕の中で笑っていればよいのだ。」
いままで
聞いた事のない様な
歯の浮く甘いセリフ
他の男が言えば
吐き気を催しそうだけど
天使のように美しいクリス様に言われれば
落ちない女はいないんじゃないか?
…クリス様って実は相当のタラシなんじゃ…?
そう思うと
急に雪乃の胸は苦しくなった
って…
私が気にしてどうするんだろ…
マントを摘まんだまま
雪乃の肩を抱いた
当然
クリスのマントに包まれるようになった
雪乃は恥ずかしさのあまり戸惑う
な、な、なにこれ…
クリス様…近いし…
それに
これってなんか…エロくない?
なんて考えてると
クリスの甘い声が降ってくる
「私の大切な寵妃が
他の男の目に触れるのは気分が悪い。
…腕の中に閉じ込めておこうか…。」
「な、何言ってるんですか!
これじゃあ
何もできませんよ。」
「何もしなくてよい。
何かあれば私が変わろう。
ユキノは私の腕の中で笑っていればよいのだ。」
いままで
聞いた事のない様な
歯の浮く甘いセリフ
他の男が言えば
吐き気を催しそうだけど
天使のように美しいクリス様に言われれば
落ちない女はいないんじゃないか?
…クリス様って実は相当のタラシなんじゃ…?
そう思うと
急に雪乃の胸は苦しくなった
って…
私が気にしてどうするんだろ…