AZZURRO
…
…
だが
今度は風の加護は起こらなかった
なんで?!
どうして?
慌てふためく雪乃の耳に
楽しげな声が降ってくる
「俺は火の民の末裔。
風の民とは同等の力がある。
風の加護など
知ってしまえば取り払うのは簡単な事。」
そうだった!
ブレイクは火の民…
クリス様と同じ魔力をもつんだ…
その瞬間
雪乃からサーっと血の気が引いていく
どうしよう…
逃げなきゃ…
しかし
雪乃を捕えた腕は強くなり
ブレイクの吐息が耳にかかった
「…風の力など届かぬ所に閉じ込めて
骨の髄まで快楽の熱に溺れてみるか…?」
骨に響く妖艶な声
一気に鳥肌が立つ
「元は俺が先に見つけた娘。
本当に俺の側室にしてしまおうか…。」
酒がまわったのか
一瞬
雪乃の足元がふらついた
…
だが
今度は風の加護は起こらなかった
なんで?!
どうして?
慌てふためく雪乃の耳に
楽しげな声が降ってくる
「俺は火の民の末裔。
風の民とは同等の力がある。
風の加護など
知ってしまえば取り払うのは簡単な事。」
そうだった!
ブレイクは火の民…
クリス様と同じ魔力をもつんだ…
その瞬間
雪乃からサーっと血の気が引いていく
どうしよう…
逃げなきゃ…
しかし
雪乃を捕えた腕は強くなり
ブレイクの吐息が耳にかかった
「…風の力など届かぬ所に閉じ込めて
骨の髄まで快楽の熱に溺れてみるか…?」
骨に響く妖艶な声
一気に鳥肌が立つ
「元は俺が先に見つけた娘。
本当に俺の側室にしてしまおうか…。」
酒がまわったのか
一瞬
雪乃の足元がふらついた