AZZURRO
「…ん…。」
ぬくもりに包まれて
雪乃は目を覚ました
見慣れない天蓋…
あれ…
私…なんでここに…?
雪乃は記憶をたどる
…そうだ!!
私アマリエスに飛ばされそうになって
思った瞬間にガバッと起き上がる
慌てて体を確認し
周りを見渡す
「起きたのか?」
バリトンの声が耳に響いて
雪乃は肩を震わせた
隣を見ると
横になったクリスが自分を見上げている
「クリス様!?
え?
あ、アレ?」
混乱する雪乃
そんな姿を微笑ましく思いながら
クリスはゆっくり起き上がり
視線を合わせた
「義姉上の事は全部片付いた。
明日から詮議が始まる。
体は大丈夫か?」
「は、はい。
…私…この世界に残ったんですね。」
クリスの藍色の瞳を見つめて
どこか切なげに雪乃はつぶやいた
その姿に
クリスの心が痛む
ぬくもりに包まれて
雪乃は目を覚ました
見慣れない天蓋…
あれ…
私…なんでここに…?
雪乃は記憶をたどる
…そうだ!!
私アマリエスに飛ばされそうになって
思った瞬間にガバッと起き上がる
慌てて体を確認し
周りを見渡す
「起きたのか?」
バリトンの声が耳に響いて
雪乃は肩を震わせた
隣を見ると
横になったクリスが自分を見上げている
「クリス様!?
え?
あ、アレ?」
混乱する雪乃
そんな姿を微笑ましく思いながら
クリスはゆっくり起き上がり
視線を合わせた
「義姉上の事は全部片付いた。
明日から詮議が始まる。
体は大丈夫か?」
「は、はい。
…私…この世界に残ったんですね。」
クリスの藍色の瞳を見つめて
どこか切なげに雪乃はつぶやいた
その姿に
クリスの心が痛む