AZZURRO
「ユキノ…どうだ?
カイルは東西約2.5キロ、南北3.5キロを
厚さ8メートル、高さ15メートルの城壁で
二重に囲んだ城塞都市だ。
そして
この城塞都市の最奥部。
高台にそびえるのがアルヴェス帝国城だ。」
クリスの指す方向には
広大なカイルを見下ろすようにして
何重にもなった城壁に囲まれた城があった
「すごい…。」
その
想像を絶するスケールに雪乃は胸が苦しくなる
そして
一行は大きな門に差し掛かる
その時
雪乃は言葉を失った
門の両端に
これから門をくぐるものを睨むようにして
巨大な獅子が彫られていた
その眼は鋭くこちらを威嚇している
「…。」
「あぁ。これは門の守り神だ。
東の門は獅子。西の門はフェニックス。
南の門には大蛇がある。」
カイルは東西約2.5キロ、南北3.5キロを
厚さ8メートル、高さ15メートルの城壁で
二重に囲んだ城塞都市だ。
そして
この城塞都市の最奥部。
高台にそびえるのがアルヴェス帝国城だ。」
クリスの指す方向には
広大なカイルを見下ろすようにして
何重にもなった城壁に囲まれた城があった
「すごい…。」
その
想像を絶するスケールに雪乃は胸が苦しくなる
そして
一行は大きな門に差し掛かる
その時
雪乃は言葉を失った
門の両端に
これから門をくぐるものを睨むようにして
巨大な獅子が彫られていた
その眼は鋭くこちらを威嚇している
「…。」
「あぁ。これは門の守り神だ。
東の門は獅子。西の門はフェニックス。
南の門には大蛇がある。」