AZZURRO
「…ならば
明日城にいくか?」
黙ってワインを飲んでいたクリスが口を開く
その言葉に
雪乃の目が輝いた
「本当ですか!!?」
食いつく雪乃とは対照的に
ケシャは複雑な表情を見せる
「ああ。
明日は宴がある。
皇后陛下もユキノに会いたがっているし
良い機会だろう。」
「やっと外にでれる…。」
嬉しそうに頬を緩めた雪乃に
ジャンの険しい声が飛んだ
「ただし
常にケシャを傍に置き
クリス様のお傍を離れませんよう
くれぐれもお願い申し上げます。」
「え…。」
「つい先日、お命を狙われてばかりですよ?!
城内とはいえいつ何があるかわかりません。
それに
皇族や一般貴族も参加するのですから
人も多く混雑が予想されます。
どうか
御身の安全を一番にお考えください!」
ズイッとジャンの厳しい表情が迫り
雪乃は肩をすくめた
明日城にいくか?」
黙ってワインを飲んでいたクリスが口を開く
その言葉に
雪乃の目が輝いた
「本当ですか!!?」
食いつく雪乃とは対照的に
ケシャは複雑な表情を見せる
「ああ。
明日は宴がある。
皇后陛下もユキノに会いたがっているし
良い機会だろう。」
「やっと外にでれる…。」
嬉しそうに頬を緩めた雪乃に
ジャンの険しい声が飛んだ
「ただし
常にケシャを傍に置き
クリス様のお傍を離れませんよう
くれぐれもお願い申し上げます。」
「え…。」
「つい先日、お命を狙われてばかりですよ?!
城内とはいえいつ何があるかわかりません。
それに
皇族や一般貴族も参加するのですから
人も多く混雑が予想されます。
どうか
御身の安全を一番にお考えください!」
ズイッとジャンの厳しい表情が迫り
雪乃は肩をすくめた