一番前が特等席。
「とりあえず自己紹介。伊藤隼人です。社会担当だけど全クラスは受け持ちません。最初に言っとくけど中学は大変だからな〜!1年生は先輩たちの土台となって支えていくんだから」
一年三組担任伊藤隼人<イトウハヤト>
スティックのりを三本繋げて説明してくれる先生
テープで三本くっつけてマジック〜ってみんなを和ます
でも最後は真剣に話す先生
学年集会の先生の言葉に感動して、本気で好きになった
「一番下のやつがお前たち一年生で一番上が三年生。一番下を倒せばその上は倒れる。分かる?俺はお前たちに期待してるから」
期待してよかったって思ってもらえるようになりたいって心から思った
でも実際まだ先生とは挨拶くらいしか話したことはなくて…
すれ違うだけで真っ赤になっちゃう私には話しかけるなんて無理…
ただ見ているだけの日々が続くだけ
でも、そんなある日チャンスが…!
「俺がモデルになってあげる」