一番前が特等席。






もちろん夜はそわそわして寝れなかった






「ん…和葉寝れないの?」




「ごめん起こしちゃった?ちょっとトイレ行ってくるね」





本当はトイレは別に行きたい訳じゃなかったけど寝てる華を起こしちゃいけないとも思ったし、自分の気持ちも整理したかった





トイレから出て窓から外を見ると一面星空で本当に綺麗






「ふぅ…」




思わずため息が出ちゃうくらい心が混乱してる






好きなのに気持ちが伝えられないってなんか変な気持ちになる










こんなに好きなのに相手にこの気持ちを伝えられないって複雑







伝えたところで先生が困るのは考えなくても分かる








絶対に先生には迷惑をかけないのは私の恋のルール








それだけは絶対守りたいもん






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